金継ぎとの出会い

この道の芸歴は30年ほどになります。
最初のキッカケは、
当時、正倉院の螺鈿紫檀五弦琵琶に魅せられて、螺鈿細工にはまっていました。
それに使う夜光貝が高価で私には手が出ず、
知り合いの日本料理店の大将にアワビの殻を分けてもらっていました。
ある日
「おにいちゃん、うちの欠けた器、直せんかなぁ?キンツギゆうのがあるじゃろぉ」
「螺鈿が出来るんならおんなじ様なモンじゃけぇ」と、大将。

というわけで、以来、欠けた器が溜まるたびに
そのお店の繕いを引き受けていました。
大将のお店はずいぶん前に閉店してしまいました。

普段遣いの器でも
欠けたり、ひびが入っても愛着のあるものを
繕って使うのは、また違った器の世界が広がります。

# by tsukuroinoutsuwa | 2009-10-26 21:38 | 工房のご案内  

繕いのうつわ 金継ぎとは

陶磁器は、使い続けるうちに
いつか、割れたり欠けたりしてしまいます。
それでも愛着をもち、かけらをつなぎ合わせ、
元の形や風情を残したいとする考えが、日本にはあります。
そうして考案されたのが「金継ぎ」です。
金継ぎの発祥は茶の湯が盛んになった室町時代に遡るといわれます。

「金継ぎ」で繕ったところを「景色」と呼び、
美的に優れたものとする侘びさびの心や、
ものを大切に扱い、それを「見立て」によって楽しむ精神は、
日本固有の美学といえます。

お手持ちのうつわのお直し承ります。
お気軽に、ご相談下さい。

お問い合わせ先はこちら
岡山工房>>
京都工房>>
c0223222_283328.jpg

# by tsukuroinoutsuwa | 2009-10-26 21:20 | 工房のご案内